トランプ氏、イランと交渉継続の意向 早ければ28日に間接協議

2026/09/28 10:09 

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 トランプ米大統領は27日、米ニュースサイトのアクシオスに対し、米当局者がイラン側との交渉を続けるとの見通しを示した。同サイトによると、早ければ28日にも間接協議が行われる。イランのアラグチ外相も米NBCニュースで「外交への準備を整えている」と説明した。

 ただ、アクシオスは、双方の要求の隔たりは大きいと報道。イランは、管理を巡って対立が続くホルムズ海峡や米軍によるイランの港湾封鎖の解除に焦点を当てるよう求めているが、米政権は核問題で譲歩するよう要求している。仲介するカタールが妥協案の調整を続けているが、米イランは互いに譲歩を迫っているとみられ、先行きは予断を許さない。

 イランは今月、米国が一定の条件を受け入れれば、7日以内にホルムズ海峡を開放した上で、イランの核開発に関する協議をただちに開始するとの計画を提案したと表明。米メディアによると、イランは米軍によるイランの港湾封鎖の終了や凍結資産の解除などに応じるよう求めている。

 一方、トランプ氏は26日、この提案を「拒否する」と明らかにした。27日のアクシオスとの電話インタビューでは、イラン側との協議の開催に期待を示しつつ、「彼らは合意をまとめたいと思っているが、それは私が望む合意ではない。恐らく1年前であれば、我々は合意していたかもしれない内容だ。彼らは強気に出すぎた」と述べ、現状の案は不十分だとの認識を示した。

 米イランは互いに国内事情から外交による解決を模索する動機がある一方で、強気の姿勢を崩していない。米政権は米軍によるイランの港湾封鎖が効果を上げていると強調し、イラン側もホルムズ海峡への影響力をてこに譲歩しない構えだ。

 双方とも攻撃の可能性もちらつかせながら、駆け引きを続けている模様だ。トランプ氏は攻撃再開について「いつも検討している」と説明。アラグチ氏も「たとえ終末戦争になろうとも新たな侵略に断固として立ち向かう」と述べてけん制した。【ワシントン松井聡、ニューデリー松本紫帆】

毎日新聞

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