イラン、ホルムズ海峡巡り強気の姿勢 事態打開の糸口見えず

2026/08/14 09:57 

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 イラン軍事当局の報道官は13日、原油輸送の要衝・ホルムズ海峡での商船や石油タンカーの通航は、イランの許可なしには不可能だとの認識を示した。トランプ米大統領は12日、自身のソーシャルメディアで、海峡は「米国が完全に支配している」と投稿したが、これを否定した形だ。イランは海峡の管理を巡って強気の姿勢を崩しておらず、事態打開の糸口は見えていない。

 トランプ氏は投稿で、イランの湾港封鎖は「鉄の壁」と呼ばれていると強調。イランの精鋭軍事組織・革命防衛隊は米軍の攻撃で「壊滅状態」にあり、「ひいき目に見ても不安定だ」と主張した。

 これに対して、イランのペルシャ湾海峡庁は「米当局者の封鎖解除に関する主張や度重なる投稿は、現実を変えるものではない」と指摘。「イランの条件が受け入れられるまで、ホルムズ海峡は再開されることはない」と主張した。

 海峡開放を巡っては、イラン側は8日、レバノンやイエメンなど周辺国を含めた恒久的な戦闘の終結▽戦争被害の補償▽凍結資産の解除――などの条件を提示。米側との交渉が進まない中、譲歩しない姿勢を示している。

 一方、イエメンのメディアは13日、親イランの武装組織フーシ派がサウジアラビア南西部ジザンにある国営石油会社サウジアラムコの製油所を無人航空機(ドローン)2機で攻撃したと報じた。報道によると、「サウジによる領空侵犯」への報復措置だと主張している。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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