秋篠宮ご夫妻訪問へ 日本人移住90年、パラグアイってどんな国?

2026/07/24 12:31 

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 日本人移住90周年のパラグアイについてQ&A形式で分かりやすくまとめました。

 Q 秋篠宮ご夫妻がパラグアイを公式訪問するというニュースを聞いたよ。どんな国なの?

 A 南米の内陸部にあるパラグアイは、面積は日本より少し広い程度で、人口は約700万人。スペイン語などが公用語で、カトリック教徒が多い国です。2026年は日本人の集団移住が始まってから90周年に当たります。8月に出発予定の秋篠宮ご夫妻は、記念式典への出席など友好親善に臨みます。 

 Q なぜ移住が始まったの?

 A 日本では明治元(1868)年、仕事を求める人たちがハワイに集団移住を始めました。ハワイが米国領になった後、米国本土への移住が始まりましたが、米国で日本人排斥運動が広がったことから、移住先はブラジルなど中南米の国に変わっていきました。日本はパラグアイと1919年に国交を樹立。36年に移住が始まり、徐々に日系社会が誕生しました。第二次世界大戦で中断したものの、59年に両国は移住協定を締結し、多くの日本人が入植しました。 

 Q パラグアイに日系人はどれぐらい住んでいるの? 

 A 日系人は約1万人です。中南米全体の日系人約310万人から見れば規模は小さいですが、パラグアイ主産業の農業などで日系人が活躍しています。パラグアイはかつて乾期の影響で作物が育たず、収穫増量が課題でした。しかし日系農家らが試行錯誤を重ねた大豆栽培法が成功し、世界の大豆輸出国3位(23年)に躍進しました。 

 Q 日本との関係は? 

 A 日系人の貢献が日本への信頼につながっており、「知日国」として知られています。国際協力機構(JICA)が、農業やインフラ整備などで継続的に支援してきたことも良好な関係を支えています。経済や外交、文化などでさらなる連携強化が期待されています。【石山絵歩】

毎日新聞

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