中国南部、台風10号による死者39人に コブラなど「脱走」も

2026/07/09 18:22 

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 中国南部・広西チワン族自治区の地元当局は9日、台風10号の通過に伴う豪雨による洪水で、死者が39人、行方不明者が9人に上ったと発表した。国営新華社通信が報じた。一方、被害を受けた同自治区貴港市の動物園からはシマウマ2頭やクジャク30羽など計110匹以上が脱走した。

 新華社によると、同自治区では台風10号の通過に伴い4日から雨が降り続き、洪水やダムの決壊などの被害が発生した。

 区都・南寧市で起きたダムの決壊による被害が大きく、9日午前時点で26人が死亡、7人が行方不明となっている。市内の蛇の飼育場が洪水で壊れ、毒蛇のコブラを含む約900匹が脱走。中国メディアは8日、蛇にかまれた女性が死亡したと報じた。道路が通行できなかったため搬送に時間がかかったという。地元当局は道路の復旧を急ぐとともに血清の備蓄を増やすなど対応を強化している。

 一方、貴港市の貴港動物園ではライオン3頭が死んだほか、飼育舎が壊れ、シマウマやクジャク、アルパカなど計110匹以上が脱走し行方不明になった。気性の荒い動物もいるとして、動物園は注意を呼びかけた。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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