ASEAN外相会議、ミャンマーを招待で調整 排除から転換か

2026/07/09 15:12 

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 東南アジア諸国連合(ASEAN)が12日にタイの首都バンコクで臨時の外相会議を開き、ミャンマー親軍政権の外相を招く方向で調整していることが9日、ASEAN外交筋への取材で分かった。2021年の軍事クーデター以降、主要会議からミャンマーの首脳や閣僚を排除してきたASEANにとって、大きな政策転換となる。

 ASEANは5月の首脳会議で、7月に今年の議長国フィリピンで開かれる外相会議へのミャンマー外相のオンライン参加を認める方向で合意していた。

 ミャンマー外相の招待は、親軍政権との対話路線を取ってきたタイが主導しているとみられる。軍政に厳しい姿勢だったマレーシアやインドネシアも5~6月、外相が相次いでミャンマーを訪問しており、新政権との関与を進めるようになっていた。

 外交筋によると、臨時外相会議では、今秋に予定されるASEAN首脳会議へのミャンマー首脳の参加について協議する見通しという。ただ、親軍政権は暴力の即時停止などASEANが求める「5項目の合意」を履行しておらず、他の加盟国や民主派からの反発も予想される。

 ミャンマーでは25年12月~26年1月、主要な民主派を排除したまま「総選挙」が実施され、4月に国軍最高司令官だったミンアウンフライン氏を大統領とする親軍政権が発足した。拘束中の民主派指導者アウンサンスーチー氏を指定住居での軟禁に移したと発表するなど、一定の融和姿勢を示し、ASEAN復帰を模索している。【バンコク国本愛】

毎日新聞

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