木村拓哉さんの映画出演中止 日中関係悪化が影響 香港メディア

2026/03/09 07:30 

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 日中関係の悪化によるエンターテインメント分野への影響が収まる気配がない。

 香港メディアは、俳優の木村拓哉さんの映画への出演が中止になったと報道。日本人アーティストの公演中止も相次いでいる。

 香港紙「星島日報」(電子版)は6日、香港映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」の3作目に木村さんが出演予定だったが、中止になったと報じた。

 報道によると、木村さんは昨年撮影を承諾し、台本も受け取っていたという。中止は日中関係の悪化が影響したといい、「(映画の関係者は)難しい決断を下さざるを得なかった」としている。撮影は今月始まり、別の俳優が参加する予定だという。

 日中関係は、昨年11月の高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に中国政府が反発し、悪化した。約4カ月たった今も関係改善の兆しは見えず、影響は長引いている。

 ロックバンド「ONE OK ROCK」は6日、自身のSNSで5月9日に開催予定だった上海公演が「予期せぬ事態により中止になりました」と発表した。「今回上海で全てのファンに会えなかったのは残念ですが、近いうちにお会いできるのを楽しみにしています」と記した。

 また、歌手の倖田來未さんのファンクラブサイトも2月16日、3月21日に開催予定だった香港公演を「不可抗力の事由」により中止すると発表。「このような結果になり、お客様と同様に、私たちも深い残念と無念の思いでいっぱいです」との主催者側の声明も紹介した。【北京・松倉佑輔】

毎日新聞

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