ヒラリー元国務長官、エプスタイン氏との面識否定 米下院委調査に

2026/02/27 12:11 

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 米国のヒラリー・クリントン元国務長官は26日、下院監視・政府改革委員会の調査に応じ、少女らへの性的虐待罪で起訴され自殺した富豪、エプスタイン氏との関係について証言した。エプスタイン氏との面識を否定し、トランプ米大統領の聴取を求めた。

 AP通信によると、聴取はクリントン夫妻の自宅がある東部ニューヨーク州チャパクアで約6時間、非公開で行われた。ヒラリー氏は終了後、エプスタイン氏とは「一度も会ったことはないし、連絡を取ったこともない」と説明した。

 夫のビル・クリントン元大統領はかつてエプスタイン氏と親交があり、司法省が公開した資料にはエプスタイン氏や女性とプールで過ごしている写真などが含まれている。ビル氏は27日に証言する。

 ヒラリー氏は記者団に対し、エプスタイン氏が2008年に性犯罪で起訴される以前にビル氏との「関係は途絶えている」と主張し、不正への関わりを否定した。

 またX(ツイッター)で公開した宣誓供述書では、エプスタイン氏の関連資料に名前が多数登場するトランプ氏に「委員会は直接聴取すべきだ」と強調した。

 与党・共和党が主導する委員会は昨年8月、クリントン夫妻に証言を命じる召喚状を出したが、夫妻は「調査は党派的だ」として出席を拒否。その後、議会で議会侮辱罪での訴追を求める決議案が可決される方向になり、聴取に応じた。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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