ルビオ米国務長官、東欧訪問 スロバキアで原子力協力を議論

2026/02/16 07:42 

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 ルビオ米国務長官は15日、東欧スロバキアを訪問し、フィツォ首相と会談した。スロバキアはウクライナへ侵攻するロシアへのエネルギー依存を続ける。供給源の多様化をはかるため、両国は原子力利用の協力について議論した。

 ルビオ氏は15日までドイツで開かれていた「ミュンヘン安全保障会議」に出席した後、欧州の中でトランプ政権と特に関係が近いスロバキアとハンガリーを訪問した。ハンガリーのオルバン首相とも16日に会談する。

 フィツォ首相は会談後、ルビオ氏との共同記者会見で、スロバキアで予定されている原子力発電所の新設事業について「米ウェスチングハウス社と来年にも契約を結びたい」との意向を示した。米国製F16戦闘機4機の追加購入に「関心がある」とも話した。ルビオ氏は「トランプ政権は、スロバキアや中欧を、世界と関わる上での重要な要素とする」と述べた。

 欧州連合(EU)は2022年にロシアがウクライナへの侵攻を開始して以降、ロシア産エネルギーからの脱却を進めた。だが親露的なハンガリーとスロバキアは特に依存度が高く、原油も液化天然ガスも輸入を続けている。

 トランプ政権は昨年10月にロシアの石油大手2社を制裁対象とするなど、ロシアの収入源に打撃を与えて和平への圧力を強めている。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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