中国外務省、新START失効「遺憾」 米中露の核軍縮交渉は否定

2026/02/05 18:40 

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 中国外務省の林剣副報道局長は5日の記者会見で、米露間で唯一残されていた核軍縮の枠組みである新戦略兵器削減条約(新START)が同日、失効日を迎えたことを受け、遺憾の意を示した。世界の核秩序などにマイナスの影響を生じさせるとして「国際社会が懸念している」と指摘した。

 林氏は、新STARTが世界の安定を守る上で重要な意義を有していると強調。米国に対し、ロシアによるウクライナ侵攻により凍結状態となっている、米露で核軍縮などの安全保障問題を協議する「戦略的安定性に関する対話」を再開するよう求めた。

 一方、トランプ米大統領が求める米中露での核軍縮交渉については「中国の核戦力は米露と同等の規模になく、現段階では参加しない」と改めて否定した。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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