高市首相は「右翼を代弁」、維新は「極右」 北朝鮮メディアが初言及

2025/10/30 19:44 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は30日、高市早苗首相の就任について報じ、「右翼保守層を代弁する人物」だと評した。北朝鮮の公式メディアが高市氏の首相就任について伝えるのは初めて。

 労働新聞は、高市氏が「政界進出当初から右翼的な発言をし、『強硬保守派』と呼ばれてきた」と説明。「第二次世界大戦時の日帝の犯罪行為を美化し、軍国主義の象徴である靖国神社参拝を正当化した」と強調した。

 また、自民党と日本維新の会による連立政権について「今回、自民党は権力維持のために極右政党である日本維新の会と手を結んだ」と指摘。その上で「明白なのは、日本の政界の右傾化の方向は絶対に変わらないし、さらに危険千万な道へ進むということだ」と主張した。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報