<1分で解説>日米首脳会談の内容は?…土産に故安倍元首相のクラブも

2025/10/29 15:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 高市早苗首相とトランプ米大統領は28日、東京・元赤坂の迎賓館で初めて対面し、日米首脳会談に臨みました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「日米首脳会談で話した内容」について解説します。

Q 今回の日米首脳会談で、どんなことが話し合われたの?

A 日米首脳会談では、日米同盟の抑止力や対処力を強化し、日米韓3カ国などの連携を進めることが話し合われました。高市首相は「日本として主体的に防衛力の抜本的強化と、防衛費の増額に引き続き取り組んでいく決意を伝えた」と話しました。

Q トランプ氏は何て言ったの?

A トランプ氏は「我々は最高レベルの同盟国だ。この関係はこれまでにないほど強固なものになるだろう」と強調しました。また、日本が防衛装備品をもっと買うことを歓迎しました。

Q ほかにはどんなことを話し合ったの?

A 今回の会談では、レアアース(希土類)など重要な鉱物を安定して手に入れるための協力についても話し合われ、文書に署名しました。

Q 北朝鮮や中国についても話したの?

A 北朝鮮による日本人拉致問題や、北朝鮮の核兵器をなくすことについても意見を交わしました。中国については、力や威圧で一方的に現状を変えようとする動きに反対し、台湾海峡の平和と安定の大切さも確認しました。

Q 会談の後は何をしたの?

A 両首脳は一緒に大統領専用ヘリコプターで米海軍横須賀基地に移動し、米原子力空母ジョージ・ワシントンの艦内で演説しました。高市首相が米兵らの歓声に拳を上げて、跳びはねながら笑顔で応じる場面もありました。また、木原稔官房長官によると、高市首相はお土産として、トランプ氏と親密な関係を築いた故安倍晋三首相のゴルフクラブなどを贈ったそうです。

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報