変容する東アジアの安全保障 日本の役割とは 国際シンポで討論
東アジアを巡る国際環境について話し合う国際シンポジウム「変容する東アジアの安全保障環境 日本・台湾・韓国・米国の対応と課題」が18日、東京都内で開かれた。一般社団法人アジア調査会の主催。
パネリストとして台湾の翁明賢(おう・めいけん)・淡江大名誉教授らが出席。翁氏は増大し続ける中国の軍事力を踏まえ、「中国は台湾を取り囲むように軍事演習を行って完全包囲網を敷き、脅威を与えている。こうして台湾海峡の『内政化』を狙い、さらに(日本の南西諸島から台湾、フィリピンを結ぶ)第1列島線を『内海化』しようとしている」などと警鐘を鳴らした。
また、笹川平和財団上席フェローの高見沢将林(のぶしげ)氏▽松田康博・東京大教授▽阪田恭代・神田外語大教授▽三牧聖子・同志社大教授がそれぞれ講演。日本、中国、韓国、米国を取り巻く情勢から、地域に及ぼす影響などを分析した。司会はアジア調査会の国分良成会長が務めた。
討論では、東アジアの安全保障環境が大きく変化する中、日本に求められる役割などについて意見が交わされた。【鈴木玲子】
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