イスラエルのガザ地上侵攻 林官房長官「重大な懸念もって注視」

2025/09/16 17:01 

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 林芳正官房長官は16日の記者会見で、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザで地上侵攻を始めたとの米ニュースサイトの報道について「一連の情勢については我が国としても重大な懸念をもって注視している」と述べた。

 林氏は「2国家解決の前提が崩れ去ってしまうとの強い危機感を有している。改めてイスラエルを含む全ての当事者に対し、交渉に立ち戻り、停戦と人質解放の実現に向けて誠実に取り組むよう強く求める」と強調した。「イスラエルに対し、飢餓を含む深刻な人道危機を一刻も早く終了させるための実質的な措置を講じること、国際人道法を含む国際法を順守することを改めて強く求める」とも語った。【竹内望】

毎日新聞

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