『映画クレヨンしんちゃん』物語の舞台となるインドでも公開へ 橋本昌和監督&しんちゃんが現地…

『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』橋本昌和監督&しんちゃんがインドのデリーを訪問、プレミア試写会に登壇

【写真】カワイイ!握手するしんのすけ&ボーちゃん
最新作となる本作では、しんのすけとカスカベ防衛隊がエンタメフェスで踊るため、いざインドへ。ところがインド観光の最中、奇妙な雑貨店で見つけた「鼻の形」をしたリュックサックを手に入れたボーちゃんが【暴君(ボーくん)】に豹変。ボーちゃんの暴走を食い止めるべく、しんのすけたちが奮闘する、笑いあり涙ありの友情ダンスエンターテインメント。
なお、ヒンディー語版には、ハリウッド大作&日本の大ヒットアニメの吹替も担当してきた《インドの有名声優》が続々参戦。エリート刑事・カビール役(日本語版声優:山寺宏一)をSanket Mhatre(サンケット・マートレ)、大富豪・ウルフ役(日本語版声優:賀来賢人)をLohit Sharma(ロヒット・シャルマ)が演じる。
Sanketはこれまで『ONE PIECE』のゾロや、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨の吹替も担当。また、Lohitは『呪術廻戦』で五条悟の吹替を担当し、『Crunchyroll Anime Award 2025』の最優秀声優賞(ヒンディー語)も受賞している。日本アニメとの親和性も高い人気声優たちが仲間入りを果たしたことで、インドでもますます注目を集めている。
そんなインドでの劇場公開を前に、橋本昌和監督&しんちゃんがインドの首都デリーを訪問。現地時間14日にプレミア試写会、翌15日に在インド日本国大使館が主催した一般参加者向けのワークショップに参加し、ファンと交流を深めた。
■プレミア試写会で「ナマステ!」
日印政府公認アニメイベント「Mela! Mela! Anime Japan!!」内で開催された、国際交流基金が主催する日本映画祭「Japanese Film Festival」。その中で行われたプレミア試写会では、本編の上映直前に橋本監督&しんちゃんが登壇。会場に集まった約200人もの『クレヨンしんちゃん』ファン、そして現地メディアの熱烈な歓迎に、橋本監督も満面の笑み。「ナマステ!」とヒンディー語で呼びかけると、会場は一気に沸き立ち、温かな拍手と歓声が響き渡った。
上映中の観客は大興奮でクレしんワールドに没入。大きな声で笑ったり、歌ったり…と、映画を全身で楽しむインドならではのスタイルで、場内は盛り上がりっぱなし。
また、本編の上映後には引き続き会場で、橋本監督&しんのすけ役の声優・小林由美子のインタビューを収録したメイキング動画を公開。ファンとさらなる交流を図るべく、ふたたび橋本監督が登場し、質疑応答の場も設けらた。ここでは、ファンから熱い質問が続出。「インドのどんなところが一番好き?」といったインドならではの質問から、「なぜボーちゃんを選んだの?」という映画に関する質問まで、さまざまな質問が飛び交う中、橋本監督が真摯(しんし)に回答。まさに“灼熱”のプレミア試写会となった。
会場には、駐インド日本国大使・小野啓一氏も駆けつけ、「橋本監督としんちゃん、インドへようこそ!今日は、こんなにも多くのアニメファンと一緒に、お二人をここインドにお迎えできて本当にうれしく思います」とヒンディー語であいさつ。橋本監督としんちゃんを歓迎した。
■ デリーの大学では、橋本監督によるワークショップも開催
プレミア試写会の翌日15日にはデリーの大学で、在インド日本国大使館主催のワークショップを開催。世界から注目される日本のアニメーションは、どうやって作られているのか?『映画クレヨンしんちゃん』をはじめ、多くのアニメーション作品を手掛けてきた橋本監督が、約200人の一般参加者を前に講義を行った。
質疑応答では「脚本はどのように作っているのか」「どうやったら監督になれるのか」という質問に対し、橋本監督が自らの経験を交えながら深い部分まで語り、より一層力を込めて話す一幕も。約1時間にわたる質疑応答では、一度も途切れることなく次々と質問が寄せられた。
日印文化交流を深めると同時に、インドの『クレヨンしんちゃん』熱も肌で感じられる、またとない機会となったプレミア試写会&ワークショップ。終了後には、サインや写真を求める現地ファンが監督の周りに殺到し、会場は最後まで熱気に包まれていた。
■インド感増し増し!最新作の挿入歌「オラはにんきもの ~インドバージョン~」新登場
なお、『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』のインド劇場公開に先駆け、劇中で流れる挿入歌「オラはにんきもの ~インドバージョン~」のインド3言語版(ヒンディー語・タミル語・テルグ語)のデジタル配信もスタート。現在、各種音楽配信サービスにて配信中。
オリジナル楽曲はいわずもがな、1993~1995年にTVアニメのオープニングテーマとして使用され、アニメキャラ名義のシングルとしては史上初めてオリコンのランキングでベスト10入りも果たした「オラはにんきもの」。そのヒンディー語版は、TVシリーズの放送が19年続くインドでも広く愛されており、インド各地で行われているアニメ好きが集う「アニメクラブ」のイベントや上映会などで流れる定番曲にもなっているほど。
そんな国境を越えた人気曲に、エキゾチックなアレンジを加え、インド3言語がそろったインドバージョンは、日本のクレしんファンも要チェックだ。
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