「ウクライナ特殊機関の男性」拘束 ロシア、軍幹部殺害で捜査当局

2025/04/27 09:49 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ロシア連邦保安庁(FSB)は26日、モスクワ郊外バラシハで露軍参謀本部作戦総局次長のヤロスラフ・モスカリク中将が殺害された爆発事件に関与したとして、ウクライナ特殊機関の男性を拘束したと発表した。

 FSBや露連邦捜査委員会によると、ウクライナの特殊機関がモスクワ郊外のある場所に爆破装置の部品を準備。男性が爆破装置を作製し、自ら用意した乗用車に仕掛けたとされる。モスカリク中将が25日、自宅を出た際にウクライナ領内から遠隔操作で起爆されたという。

 男性は1983年生まれでウクライナの在留許可証を保有。2023年にウクライナ特殊機関に勧誘され、指示役の命令に従って犯行に及んだと供述しているという。【モスクワ山衛守剛】

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報