9月の日銀短観、6四半期連続改善 大企業・製造業プラス24

2026/10/01 09:17 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が、大企業・製造業で前回の6月調査から2ポイント改善のプラス24だった。改善は6四半期連続で、2018年3月以来の高水準となった。

 中東情勢の悪化に伴う原油関連製品の価格上昇が重しになったものの、幅広い業種で人工知能(AI)・半導体関連の需要が堅調だった。

 鉄鋼(12ポイント改善のプラス6)▽生産用機械(7ポイント改善のプラス43)▽電気機械(4ポイント改善のプラス33)――などが特に好調で、景況感を支えた。

 一方、大企業・非製造業のDIは前回調査から2ポイント悪化のプラス35だった。原材料費や人件費などのコスト上昇で収益が悪化し、台風や豪雨などの悪天候の影響も受けた。

 3カ月後の景況感を聞く先行きDIは、大企業・製造業は3ポイント悪化のプラス21。大企業・非製造業は5ポイント悪化のプラス30だった。物価上昇や中東情勢の先行き不透明感が続いており、収益悪化の懸念が押し下げ要因になった。

 回答期間は8月26日~9月30日。回答基準日の9月9日までに約7割が回答した。【横見知佳】

毎日新聞

経済

経済一覧>

注目の情報