ジャングリア開業1年 来場者数100万人、経済効果494億円

2026/07/25 18:42 

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 沖縄本島北部の森を舞台にしたテーマパーク「ジャングリア沖縄」(沖縄県今帰仁<なきじん>村)が25日、開業1年を迎えた。運営会社が同日記者会見し、1年間の来場者数は約100万人で、売上高は100億円超となる見通しだと明らかにした。地元シンクタンクは年間の経済効果を約494億円と算出した。

 ◇「思うような数字には至らず」も

 運営会社「ジャパンエンターテイメント」(同県名護市)は来場者数や売上高の目標を明らかにしていないが、加藤健史・最高経営責任者(CEO)は会見で「残念ながら思うような数字には至っていない」と説明。一方で、年間売上高は人気施設「沖縄美(ちゅ)ら海水族館」(同県本部町)に近づいているとして「希望を持っている」と述べた。

 ◇経済効果はプロ野球キャンプ以上?

 また、開業当初はアトラクションの待ち時間に不満の声が上がったことに触れ、「課題が残るスタートだったが愚直に向き合い改善した」と強調。待ち時間は最大約300分から約60分に短縮し、1日のアトラクション体験数は2・3個から4・5個に増えたとした。

 共に会見したシンクタンク「りゅうぎん総合研究所」(那覇市)は、経済効果についてプロ野球キャンプ(224億円)やクルーズ船寄港(161億円)を大きく上回るとした。

 ◇「本島北部振興の起爆剤に」期待

 滋賀県米原市から小学生の息子らを連れて初めて訪れた会社員の男性(44)は「聞いていたほど並ばず、子どもたちも楽しそう。沖縄には何度も来ているが、新しい選択肢になる」と話した。

 来場者が100万人規模の国内レジャー施設は「旭山動物園」(北海道旭川市)▽「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)▽「マリンワールド海の中道」(福岡市)――などがある。

 ジャングリアは2025年7月にゴルフ場跡地に開業。大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の再建で知られる森岡毅氏が率いるマーケティング会社「刀」(大阪市)が開発を主導したことで注目を集め、本島北部振興の起爆剤として期待されている。【平川昌範】

毎日新聞

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