消費減税に懸念表明 「安心できる暮らしは持続可能か」 生団連

2026/07/24 20:18 

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 ◇「元に戻った時再び家計負担増」

 大手飲食料品メーカーや小売業者らでつくる国民生活産業・消費者団体連合会(生団連)は24日、政府が検討する2年間限定の飲食料品の消費減税について、「税率が元に戻った際には家計が再び負担増になりかねない」などと指摘する意見を表明した。減税により財政運営への懸念も強まれば「円安圧力が長期化するリスクがある」とも主張した。

 ◇物価上昇で減税効果は?

 消費減税について、生団連は「家計に即効性のある(物価高の)対応策として評価できる」としつつ、消費税は医療や介護などの社会保障費の財源となっているため、安心できる暮らしが今後も持続可能なのか疑問を呈した。

 また、減税による財政悪化への懸念から市場の信認が低下し、円安がさらに進んだ場合、輸入物価の上昇により飲食料品の減税効果が相殺されると指摘。「社会保障財源だけが失われる事態も想定される」と言及した。

 政府には、今の暮らしと将来世代の社会保障を両立すること▽減税の政策効果が物価上昇によって打ち消されないこと――の2点を要望。議論を十分に尽くし、政策に反映する必要があるとした。

 飲食料品の消費減税は、超党派の社会保障国民会議で議論が続いている。国民会議の議長案は2027年4月から2年間、現在の税率8%から1%にする案が示されている。高市早苗首相は国民会議の議論を踏まえ、政府として「8月上旬までに方針を決定する」と説明している。【中津川甫】

毎日新聞

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