星野リゾートが福岡初進出、「BEB5門司港」開業 地元色を強調

2026/07/24 17:15 

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 星野リゾート(長野県軽井沢町)の福岡初進出となるホテル「BEB5(ベブファイブ)門司港 by 星野リゾート」が24日、開業した。年間230万人の観光客が訪れる門司港エリアだが、その大半が日帰りや通過型。滞在時間の短さが課題だった。新たなホテルの誕生で、若者や家族連れ、訪日客の利用で滞在時間の延長、集客拡大が期待される。

 星野リゾートは、旅の目的や過ごし方に合わせて六つのブランドを展開。対岸の山口県下関市に昨年末に開業した「リゾナーレ下関」を始め、国内外で計81施設を運営する。「BEB」は「居酒屋以上 旅未満」をコンセプトに、若年層向けに手ごろな価格帯のブランド。九州初進出で、全国4施設目となる。

 館内は「トキメキ海峡ステイ」をコンセプトに、関門海峡を見渡せる全室オーシャンビューの119室を特長としており、人気が高いサウナ付きの客室も備えた。また、館内には随所に伝統工芸「小倉織」を手がける「小倉縞縞」(小倉北区)による生地をあしらうなど、地元色も強調する。料金は2人利用(食事別)で1人1泊6600円(税込み)から。

 ホテルはJR門司港駅から徒歩5分の複合商業ビル「PORT TOWN MOJIKO(ポートタウン門司港)」(10階建て)の3階以上に入居。1~2階は、すしやラーメンなど9店舗がそろう商業エリアとして同時開業した。

 現地であったセレモニーには施工業者や市の関係者らが出席。BEBの三沢咲香(えみか)総支配人は「門司港の新たな魅力の一つとして多くの人に愛されるホテルになるよう努めていく」。出席した武内和久市長は、レトロ地区で100人以上が宿泊できる大型ホテルの開業は「ホテルルートイン門司港」以来21年ぶりであるとして「老若男女が楽しめる素晴らしい空間、そしてデザイン性。門司港に新しい歴史、世界観、価値観が生まれる」と述べた。【橋本勝利】

毎日新聞

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