北海道・函館の観光客、過去最多更新 クルーズ船入港数も増加

2026/06/06 16:15 

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 北海道函館市は、2025年度の観光客数が前年度比約3万6000人(0・6%)増の約605万8000人となり、2年連続で過去最多を更新したと発表した。クルーズ船入港数の増加や韓国・仁川(ソウル)便の就航、羽田便の増便などが後押しし、延べ宿泊客数や外国人宿泊客数も過去最多を更新した。

 24年度は、函館を舞台としたアニメ映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の効果で初めて600万人を突破。25年度は反動減も懸念されたが、函館港のクルーズ船入港数が過去最多の76回に上るなどして、高水準の観光客数を維持した。

 延べ宿泊客数は、過去最多だった24年度(約472万7000人)を上回る約504万3000人。外国人宿泊客数は、同じく過去最多の24年度(約56万8000人)を上回る約57万9000人だった。

 中国政府による日本への渡航自粛要請のため、中国からの宿泊客数は前年度比23・2%減の約12万5000人に減少する一方、韓国が前年度のほぼ倍となる約5万5000人になったほか、米国や香港などの宿泊客数も増加した。

 市観光総務課は「欧米への認知度向上や道南・青森の広域観光推進など、まだまだ伸びる要素はあると思っている。冬季の入り込みが弱く、充実した施策を展開したい」と述べ、さらなる観光客数増に意欲を示した。【高山純二】

毎日新聞

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