ナフサ「年越えて供給可能」 農水、経産両省が業界団体に強調

2026/05/27 19:37 

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 中東情勢悪化に伴うナフサ不足で食品関連の包装や容器の簡素化が広がっていることを受け、農林水産省と経済産業省は27日、食品関係の業界団体などと情報交換会を開いた。鈴木憲和農相は、ナフサ由来の原材料や資材の調達に不安がある場合は「早めに相談してほしい」と呼びかけた。

 情報交換会には約250の食品会社や小売り、外食の団体などがオンライン形式で参加した。

 会合は冒頭を除き、非公開で行われた。終了後の両省の説明によると、政府側はナフサ由来の化学製品について「年を越えて供給の継続が可能」と改めて強調。印刷インキなどの関連資材も「現時点で供給の支障は生じていない」と伝えたという。

 業界側からは資材の品薄感や価格高騰を理由に「将来の調達が不安」との訴えがあったが、「具体的な内容の公表は控える」とした。カルビーは包装用の印刷インキの原料供給が不安定になっているため、パッケージを白黒の2色にすることを決めている。

 会合後、両省は原材料が調達困難な理由を、企業側の保守的な見積もり▽通常以上の発注▽事業者間でのコミュニケーション不足――と説明した。担当者は「企業から相談を受け、どのケースに当てはまるかを考え、効率的に解決を図りたい」と話した。【鶴見泰寿】

毎日新聞

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