米オープンAI、9月にも上場へ 時価総額最大158兆円か 米報道

2026/05/21 12:54 

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 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は20日、米オープンAIが22日にも米国での新規株式公開(IPO)を申請する準備をしていると報じた。早ければ9月の上場を計画している。米実業家イーロン・マスク氏が率いる米スペースXが6月の上場を予定しており、人工知能(AI)分野の大型上場が続きそうだ。

 オープンAIの企業価値は直近で8250億ドル(約130兆円)と評価されている。IPO時の時価総額が最大1兆ドル(約158兆円)に達するとの報道もある。

 WSJによると、米金融大手ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーがIPO申請の準備を支援している。

 オープンAIは今後数日~数週間以内に米規制当局に上場を申請する予定。アルトマン最高経営責任者(CEO)が上場を強く希望している一方、別の幹部は上場に時間がかかるとの見方を示しており、上場計画が見直される可能性もあるという。

 オープンAIは2015年、「人類への貢献」を掲げた民間非営利組織として設立された。22年に対話型の生成AI「チャットGPT」を公開し、AIブームの火付け役となった。現在は急成長する米新興企業アンソロピックや米スペースXなどとの開発競争が続いている。

 オープンAIを巡っては共同創業者であるマスク氏が、アルトマン氏ら役員の解任や営利企業への転換撤回などを求めて提訴。米連邦地方裁判所は18日、マスク氏の訴えを棄却する判決を出した。これにより、上場に向けた障壁が取り払われた面もある。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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