“関内復活”へ「BASEGATE」19日開業 横浜の大規模複合街区

2026/03/15 10:15 

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 JR関内駅前の再開発で19日開業する大規模複合街区「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」(横浜市中区)で、報道陣などに向けた内覧会があった。旧市庁舎を再生したホテルやライブビューイング施設、小規模な飲食店が集まる「バル街」などが公開された。

 街区は関内駅南口から徒歩1分、横浜スタジアム近くに位置する。オフィスや大学、新産業創造拠点が入る33階建てのビルなど6棟で構成する。三井不動産を代表企業とする8社が開発を手がけた。同日の記者発表会では、植田俊社長が「“関内復活”の、のろしを上げる起爆剤」と位置づけを語った。

 ライブビューイング施設「THE LIVE」は、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの試合を大型LEDビジョンで放映する「もう一つのスタジアム」。サッカーや音楽ライブも楽しめるという。ディー・エヌ・エー(DeNA)の南場智子会長は「ここが目的になる新しい体験を幅広い層に提供できれば」と話す。

 旧横浜市庁舎行政棟を再生したホテル「OMO7横浜」は星野リゾートが運営する。ロビーに新設した吹き抜けの階段を、オリジナルの部材も使いながら復元。床の拍子木タイルはそのまま引き継ぐなど「新旧融合」を図った。星野佳路代表は「横浜の魅力をリゾートに見立て、観光客に滞在を楽しんでもらいたい」と語った。

 商業エリアには、飲食店を中心に55店舗がオープンする。このうち34の小型店舗が集まる「スタジアム横バル街」は、路面店が立ち並ぶようにデザインされ、国内外の料理が味わえる。

 これまで関内駅周辺では、横浜武道館や多目的アリーナ「横浜BUNTAI」、関東学院大新キャンパスが整備されてきた。今後も大通り公園のリニューアルや駅北口の再開発も予定されており、開港の地・横浜の変貌が見込まれている。【岡正勝】

毎日新聞

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