東筑軒の駅弁「かしわめし」、創業の味に戻る 大麦入りを取りやめ
北九州市を代表する駅弁「かしわめし」を製造販売する東筑軒(八幡西区)は12月1日から、かしわめしの「大麦入り」炊き込みご飯を、創業の味であるうるち米のみに戻す。価格(大970円、小860円)は据え置く。米価高騰の影響で大麦入りとしていた。
かしわめしは、鶏のスープの炊き込みご飯の上にしょうゆなどで煮詰めた鶏肉、錦糸卵、刻みのりを並べた弁当。1921年の創業以来の商品で、93年の米不足でタイ米を使った時期を除き、国産うるち米を使用してきた。
だが、2022年以降、原料価格高騰で価格改定を繰り返し、さらに24年には米の価格が半年で約2倍に跳ね上がったことからこれ以上の値上げはできないとして、25年3月1日から大麦1割をブレンドしていた。
東筑軒は同10月1日に「かしわめしを存続させるため」として大迫ホールディングス(福岡市博多区)に事業を譲渡。新体制の元で、創業の味に立ち返る判断をした。同社の担当者は「100年続く味を守り、100年先も愛してもらえるよう伝統の味に立ち戻る」と話していた。【山下智恵】
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