山形の「尾花沢すいか」出荷始まる 品質良好、シャリ感楽しんで

2025/07/18 17:21 

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 夏スイカの収穫量日本一を誇る「尾花沢すいか」の本格的な出荷が始まり、色鮮やかな大玉のスイカがJAみちのく村山の東部すいか選果施設(山形県尾花沢市)に搬入された。

 早朝に収穫したスイカは、生産者によって施設内のレーンに次々と載せられ、大きさなどの等階級別に仕分けられた上で箱詰めにされる。

 尾花沢すいかは、山形県尾花沢市や村山市、大石田町で生産されているスイカの総称。寒暖差がある盆地の特性を生かし、甘みと特有の「シャリ感」があるのが特徴だ。

 同JAによると、今年は6月以降、好天が続いたことで、糖度も高く、味や品質は良好だという。約1万2350トン(約95万ケース)を関東、関西や東北を中心に出荷する予定。出荷の最盛期は今月下旬から8月上旬まで続く。【竹内幹】

毎日新聞

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