<リンクサイド>燃え尽き乗り越えた中井亜美「五輪はすぐに来る」 フィギュア

2026/09/18 16:08 

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 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート女子で銅メダルを獲得した中井亜美選手(18)=TOKIOインカラミ=が18日、千葉県船橋市で生活雑貨や家電などを製造する「SANKA」(新潟県三条市)とのスポンサー契約締結会見に臨んだ。

 会見と公開練習の後、中井選手が取材に応じ、いよいよ本格的に始まる今季の意気込みや、次なる目標に掲げた2030年の五輪への思いなどについて語った。主な一問一答は次の通り。【玉井滉大】

 ◇五輪「出場してから結果に…」

 <五輪後、燃え尽きたような感覚はありましたか>

 (3月の)世界選手権の前は燃え尽きたというか。夢だった五輪で銅メダルを取ることができたので、正直、どういうモチベーションで向かえばいいのか分からないまま世界選手権を終えてしまいました。燃え尽きた感覚を味わったのは、人生で五輪後が初めてでした。

 もっといい演技ができたなと悔しい思いをしましたが、その悔しさがきっかけで、来季に向けてもっとうまくなりたい、強くなりたいと思えました。今は燃え尽きた気持ちはどこにもなく、新しい目標に向かって頑張れているので、良い経験だったと思っています。

 <家に飾っているメダルを見ると、気合が入りますか>

 そうですね。(メダルは)今でも全然、現実なのか疑うぐらいです。周りの人に「おめでとう」と言われると、そこでやっと「取ったんだ」という気持ちになります。まだ少し不思議な気持ちもありますが、(メダルは)毎日、見ると頑張ろうと思えます。

 <会見の中では30年の五輪出場が目標と話していました>

 細かい計画は1年ごとに作っていければいいなと思っていて。(4年は)まだ長いとも思うんですけど、五輪はすぐに来ると思っているので。今季は表現の幅を広げるためにタンゴに挑戦していますが、来季もいろいろなことに挑戦できたらなと思っています。一年一年、できることが増えていったらいいなと思います。

 <目標にメダルを掲げなかったのは、あえてでしょうか>

 特に「メダル」と言うか言わないかの意味はそこまではないですが、4年後はどうなっているか分からないですし、日本のレベルもどんどん上がってくると思うので、出るだけでもすごく大変です。しっかり練習を積んで、4年後も出場して、出場してから結果にこだわっていけたらいいなと思っています。

 <新潟でスケートを頑張っている子供たちに伝えたいことは>

 自分も試合で悔しい思いを何回もしたけど、そういう経験があったからこそ、今こうやって頑張れています。毎日楽しく練習して。もちろんキツい練習もあると思うんですけど、乗り越えていけば良い結果がついてくると思います。楽しみながら頑張ってほしいなと思います。

 <五輪前、自分の演技を見てもらって勇気や感動を与えたいと話していました。このスポンサー契約はその目標が一つ、形になったのではと思います>

 自分は浅田真央さんの演技に憧れてスケートを始めて。今回は自分が五輪に出て、小さい子から「(中井選手を)見てスケートを始めた」という声を聞くと、自分自身もそういう存在になれたんだとうれしい気持ちになります。

 自分の良い演技が(SANKAの)会長さんの目に留まったのもそうですが、本当にたくさんの人に見ていただけたことがすごくうれしいなと思いますし、今でもびっくりしています。

 <来月からGPシリーズが始まります>

 あっという間にGPシリーズが来てしまうのは正直びっくりしていますが、今は良い練習が積めています。(第1戦のフランス大会は)昨年すごく良い演技をして優勝できた場所でもあるので、少し(優勝を)意識してしまうかなとは思っています。でも、結果にこだわりすぎず、いつも通りの自分でできたらなって思います。

毎日新聞

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