チョウのように蜂のように…ソフトバンク周東佑京、好プレー連発

2026/09/08 20:44 

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 ◇○ソフトバンク14―1日本ハム●(8日・みずほペイ)

 「チョウのように舞い、蜂のように刺す」

 プロボクシングの元ヘビー級王者、ムハマド・アリさん(故人)の華麗なフットワークと、鋭いパンチを兼ね備えたプレースタイルはそう表現された。ソフトバンクの周東佑京が、その言葉を想起させる華麗な身のこなしで、走攻守に見せた。

 まずは「打」だ。一回、無死一塁の第1打席。日本ハム・山崎福也のインコース高めの変化球を振り抜くと、打球は右翼席へ飛び込む先制の3号2ランとなった。直前にはバントの構えも見せていただけに、まさかの一発でドームを驚かせた。

 今度は「守」。三回、日本ハムの先頭・水谷瞬の放った打球は、右中間深くへの大飛球となった。「捕れると思わなかった」と周東。だが、快足を飛ばして打球へ一直線に向かい、最後はジャンプしてフェンスにぶつかりながらも好捕した。小久保裕紀監督も「守備範囲は12球団で一番」とたたえる守備は、さすがの一言だった。

 最後はお得意の「走」で締める。八回2死満塁から右翼フェンス直撃の打球を放つと、瞬く間にベースを駆け抜け、ホームを陥れた。その間わずか約14秒。驚きのランニング満塁本塁打は、1999年に現役時代の小久保監督が記録して以来の快挙で「本塁打はゆっくり走りたいです」と、笑顔で汗を拭った。

 8連勝と勢い付いて福岡に乗り込んできた日本ハムを、意気消沈させるような大勝の立役者となった周東。「本当に体のコンディション良く(プレーが)できている」。リーグ3連覇へ、唯一無二のスピードスターは、まだまだ走り続ける。【牧野大輔】

毎日新聞

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