<focus プロ野球>実は不利だった?オールスターファン投票2位の阪神・高橋遥人

2026/07/07 16:09 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 プロ野球のマイナビオールスターゲーム2026(第1戦=28日・東京ドーム、第2戦=29日・富山市民球場)のファン投票の最終結果が7日に発表され、阪神の高橋遥人投手は31万7882票で先発投手部門2位となり、32万6235票で1位となったヤクルトの山野太一投手に及ばなかった。

 度重なるけがを乗り越え、プロ9年目にして初めて開幕ローテーション入りを果たし、シーズン前半だけで10勝を挙げた「無双状態」の左腕。ファン投票による初の球宴出場は惜しくも逃す結果となったが、実は高橋投手には「ハンディ」があった。ファン投票の「ノミネート選手」に入っていなかったのだ。

 ノミネート選手とは、ファン投票の目安となるように各球団がリストアップした選手のこと。各ポジション1人ずつ、計8人の野手(パ・リーグは指名打者を加えて9人)と、先発3人、中継ぎ、抑え各1人の投手を各球団が選び、日本野球機構(NPB)に提出する。NPBによると、締め切りはファン投票が始まる約1カ月前の4月下旬ごろ。各球団には「シーズンを通して活躍するであろう選手をノミネート選手として提出してもらう」という。

 今回、阪神から先発としてノミネートされたのは伊原陵人、才木浩人、村上頌樹の3投手で、高橋投手はノミネート外だった。ヤクルトの山野投手はノミネート選手に名を連ねていた。

 オールスターゲームのファン投票は、支配下登録されている全選手が対象のため、ノミネート外でも投票はできる。しかし、少し手間がかかるようになっている。

 ウェブ投票では、投票したい選手を選択する画面で、まず12球団のノミネート選手が一覧で表示される。ノミネート外の選手に投票する場合、そこから一度任意の球団を選択し、支配下の全選手が表示された中から選手を選ぶようになっている。

 球場などにある公式投票用紙はマークシートで、やはりノミネート選手は用紙に名前がある一方、ノミネート外の選手は球団名と守備位置、背番号10の位と1の位の計4カ所をそれぞれマークする必要がある。

 こうした手間がかかり、そもそも人気選手はノミネートされやすい傾向があることから、ファン投票で選出されるのはノミネート選手であることがほとんどだ。

 ただ、ノミネート外の選手が選ばれるケースもある。2023年は、阪神の村上投手がノミネート外ながら先発投手部門の1位に輝き、初出場を果たした。【吉川雄飛】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報