キックで魅せた日本 ラグビー日本代表、イタリアに会心の勝利

2026/07/04 22:34 

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 ◇ラグビー・ネーションズ選手権(4日、東京・秩父宮ラグビー場)

 ◇○日本27―10イタリア●

 来年10月にワールドカップ(W杯)を控える日本にとって「現在地」を測る絶好の大会が始まった。

 ネーションズ選手権は世界トップ層が勢ぞろいし、6チームずつ北半球と南半球のグループに分かれて対戦する。世界ランク12位の日本は「南半球」の招待チームとして出場権を得て、初戦で同10位のイタリアとぶつかった。

 長身の選手が多い相手に臆せず、日本はテーマの一つに挙げるキックを積極的に使って空中戦を仕掛けた。

 序盤、先制トライを許した約5分後、代表初キャップでSOに入った21歳の伊藤龍之介が中盤から高いボールを蹴った。競り合いでボールを取り損ねた相手選手の反則を誘い、攻撃を重ね、前半11分にトライを取った。

 その直後にも伊藤が前線への高いボールを起点に攻め、勝ち越しのトライにつなげた。

 SH斎藤直人も要所でキックを活用し、主導権を渡さなかった。ワーナー・ディアンズ主将は「9、10(斎藤、伊藤)のキックはタイミングがすごく良かった。試合をコントロールできた」と手応えを語った。

 キックという新しい強みを手にした日本の今後に期待を抱かせる、会心の試合だった。【川村咲平】

毎日新聞

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