カボベルデ支えた40歳GKボジニャ 愛称の由来は… サッカーW杯

2026/07/04 11:25 

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 サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会で躍進したカボベルデ。3日の決勝トーナメント1回戦で連覇を目指すアルゼンチンに敗れたが、2度追いつき、延長まで食らいつく激闘を演じた。最後方から支え、世界の注目の的となったのが40歳のGKボジニャ選手だ。

 本名はジョジマール・ディアス。国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトなどによると、自身が生まれた1986年はW杯メキシコ大会が開かれ、父親は優勝したアルゼンチンの選手にちなんで「バルダーノ」と名付けようとした。だが手続きの問題で登録できず、同じポルトガル語圏のブラジル代表として86年W杯で活躍したジョジマールと同じ名前を付けられた。

 ボジニャは「おばあちゃん」を意味するニックネーム。幼少期、母親が長時間の仕事に従事し、父親は兵役を務めていたため祖父母に育てられた。困りごとがあると「いつもおばあちゃんに頼る」と友人たちにからかわれたのが由来だという。

 カボベルデの人口は約50万人。国土の広さは滋賀県ほどしかない小国だ。ボジニャはカボベルデが1次リーグ突破を決めた際には、「私たちは小さな存在かもしれないが、心は大きく戦い続ける」と語っていた。

 アルゼンチン戦でもメッシとの1対1の決定機を阻止するなどスーパーセーブを連発して、前回王者を苦しめたボジニャ。自らの言葉を体現する誇りに満ちた戦いぶりだった。【高野裕士】

毎日新聞

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