中井亜美選手と山田琉聖選手に新潟県民栄誉賞 冬季五輪で銅
2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックでいずれも銅メダルを獲得したフィギュアスケート女子の中井亜美選手(18)=新潟市出身=と、スノーボード男子ハーフパイプの山田琉聖選手(20)=札幌市出身、妙高市在住=に新潟県は11日、県民栄誉賞を贈呈した。また、新潟市は中井選手に市スポーツ大賞を授与した。
2人はこの日の朝、県民栄誉賞を受け取るため県庁の正面玄関に到着すると、集まった県職員や県民らから拍手と花束の出迎えを受けた。その後、知事室へ移動し、花角英世知事から表彰状やトロフィーを受け取った。
表彰式後に花角知事から競技を始めたきっかけを問われた山田選手は「5歳からスノーボードを始め、小学4年生ぐらいの時に地元にハーフパイプができたことで競技を始めた」と応じ、中井選手は「4歳の時にテレビで浅田真央選手を見て、氷の上で速いスピードで滑ったり回ったりしているのが衝撃で、自分も滑ってみたいと思った。5歳のころに家の近くにスケートリンクができたので始めた」と話した。
表彰式後、取材に応じた山田選手は「新潟県出身ではないが、2年前から妙高市の専門学校でトレーニングをしている。県民栄誉賞をいただけたことは非常にうれしく思う」と語り、中井選手は「小学6年生まで新潟で練習していた。新潟の皆さんの応援のおかげで銅メダルをかけて、この場所に戻ってこられたのはすごくうれしい」と話した。
県民栄誉賞は県にゆかりがあり、スポーツや芸術の分野で輝かしい活躍をした人や団体に贈られており、今回の2人を含めこれまでに15人と1団体が受賞している。
一方、中井選手は午後から、MGC三菱ガス化学アイスアリーナで新潟市スポーツ大賞の表彰式に臨んだ。
会場となったアイスアリーナは中井選手が小学生時代に練習していた場所で、スタンドには抽選で選ばれた市民ら約380人が詰めかけた。
中原八一市長から盾などを受け取った中井選手は「幼いころに練習をしていたこの場所で直接、報告と感謝を伝えることをとてもうれしく思う。すてきなスケーターになれるように今後も精進します」と話していた。【福富智】
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