元ヤクルト・吉田大喜が快投 東邦ガス、2年ぶり都市対抗出場へ

2026/06/09 21:41 

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 ◇第97回都市対抗野球大会東海地区2次予選・第1代表決定戦(9日、愛知・岡崎レッドダイヤモンド)

 ◇○東邦ガス5―1三菱自動車岡崎●(東邦ガスは2年ぶり18回目の出場)

 投手は球威より制球力――。そう思わせるのに十分のピッチングだった。

 東邦ガス先発の吉田大喜が延長十回を2安打1失点完投。緊迫した投手戦を制し、チームを2年ぶりの都市対抗に導いた。

 直球の球速は140キロ台半ば。抜群の球威がなくても力感のないゆったりとしたフォームからきちんとコーナーを突いた。変化球で緩急もつけ、六回まで無安打投球。七回に同点打を浴びたが、冷静に後続を断った。

 プロ野球・ヤクルトから加入して3年目。今回の予選では投手陣の柱としての活躍が期待された。1回戦のヤマハ戦では好投したものの、準決勝の西濃運輸戦ではリズムを崩し、三回途中3失点で降板。チームは逆転勝ちしたが、悔しさが残った。

 だが、4日後に迎えた代表決定戦では見違えるような快投を見せた。気合も十分。時には拳を握り、気勢を上げた。終わってみれば、安打を許したのは七回だけ。「一つずつアウトを重ねる意識で投げることができた」と振り返った。

 東邦ガスは今季「みんなで笑顔に」をテーマに掲げる。ただでさえうれしい本大会出場だが、吉田の好投がもたらしたのは2012年以来14年ぶりの第1代表。さらなる笑顔の花が咲いた。【黒詰拓也】

毎日新聞

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