抜群の球威で連敗ストップ 日本ハム先発・達、今季初勝利
◇○日本ハム5―1ロッテ●(14日・ZOZOマリンスタジアム)
194センチの長身から投げ下ろすボールの球威は抜群だった。日本ハムの先発・達孝太が力のある直球を軸に8回5安打1失点。今季3度目の先発で初勝利を挙げ、チームの連敗を2で止めた。
一回からエンジン全開で、150キロ超の速球を連発した。ハイライトは3点リードの七回。味方の失策と四球などで2死一、三塁となった。打席には打力のある代打・佐藤都志也。真っ向勝負を挑み、初球の151キロの直球で三飛に仕留めた。八回で降りたが、最後まで球威は落ちなかった。
昨季14勝で最多勝のエース・伊藤大海や、同じく昨季の最多勝でソフトバンクから復帰した有原航平を擁するチームは投手陣の前評判が高かった。ところが、ここまで3試合に先発した伊藤と有原の防御率はそれぞれ5・71と6・00。期待された2人が本調子ではなく、チームは7勝7敗と波に乗れない状態が続いていた。
それだけに達の快投は好材料だ。新庄剛志監督は試合後、上機嫌で取材に応じ、「真っすぐのキレが良かった。ゲームを作ってくれた」とたたえた。
マウンドでは失点しても味方が勝ち越しても表情を変えなかった右腕だが、「勝って一安心。(気持ちも)すっきりしている」とほおを緩めた。そして「甘いボールを打者が打ち損じている場面もあった。そこを詰めていかないと」と反省も忘れなかった。昨季8勝の22歳が、ここから巻き返していく。【黒詰拓也】
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