カギは独特の感覚 オリックス西川龍馬、またも悪球打ちで追加点

2026/04/14 21:23 

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 ◇○オリックス5―1西武●(14日・京セラ)

 ストライクゾーンに来たボールを打つのが野球の基本だろう。しかも、早いカウントであればなおさらだ。ただ、この人には定石が当てはまらない。オリックスの3番・西川龍馬が、またも悪球を打って中前の2点適時打にした。

 三回、連続敵失で2点を先取してなおも無死満塁。西武の左腕・隅田知一郎の初球の甘い直球を見逃したかと思えば、2球目の外角低め、見逃せばボール球の落ちるボールにバットが出て、右手一本で中前へ運んだ。

 この回、相手の守備がバタつき、押せ押せの流れを作りたいところで、自身の一つ前を打つ杉沢龍が死球で代走を送られた。

 そんな状況で結果を出した西川は「(杉沢)龍が、ああいった形で交代になってしまったので、なんとか打てて良かったです」。杉沢は検査の結果、右腕骨折だった。

 西川といえば9日のロッテ戦(京セラドーム大阪)でも、見逃せばボール気味の球を移籍後初のサヨナラ打にして「うまく反応で打てた」と語っていた。ボール球を打つことはお手本にはしがたいが、西川には「反応で打つ」という独特の感覚がある。【荻野公一】

毎日新聞

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