旭川龍谷、残り400メートル 選手骨折し棄権 全国高校駅伝・北海道

2025/10/12 18:03 

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 男子第76回・女子第37回全国高校駅伝競走大会北海道予選(道高体連など主催、毎日新聞社など後援)が12日、網走市の網走スポーツ・トレーニングフィールドを発着点とする特設コースで開かれた。女子(5区間、21・0975キロ)は14チーム(20校)が出場。14年連続14回目の都大路出場を狙った旭川龍谷は、レース中にアンカーが骨折し、無念の途中棄権となった。

 フィニッシュまで残り約400メートル。旭川龍谷の選手らは、都大路出場圏内の2位で戻ってきたアンカーの松原こころ選手(3年)を迎えようと集まった。

 「こころ先輩!」。声援は、突如悲鳴に。阿部文仁監督によると、松原選手は足をひねったことにより骨折し、救急搬送された。チームは棄権となり、都大路出場も13年連続でストップ。涙をこらえる選手たちに阿部監督は「一番つらいのは松原。彼女を支えて、しっかり頑張ろう」と語りかけた。【和田幸栞】

毎日新聞

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