米国の剛腕に日本の打線沈黙 宿題できた準優勝 野球U18W杯
◇野球U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)
◇決勝 ○米国2―0日本●(14日・沖縄セルラースタジアム那覇)
全勝での連覇は、米国の剛腕に阻まれた。開催国の日本はわずか3安打に抑え込まれて力負け。相手は守備も堅く、リードオフマンの岡部飛雄馬(福井・敦賀気比)は「隙(すき)がないし、圧もすごかった」と敗戦を受け入れた。
運にも見放された。両チーム無得点の三回1死二塁、2番・藤森海斗(高知・明徳義塾)は初球の直球を捉え、鋭いライナーを中堅方向にはじき返したが、遊撃手がジャンプしてキャッチ。飛び出した二塁走者も帰塁できずに併殺となった。日本はリプレー検証を求めたが、判定は覆らず、紙一重のプレーで好機を逸した。直後に先制点を奪われると、主導権を握られた。
米国の先発は身長198センチの大型右腕。最速155キロを計測した直球に角度があるだけでなく、変化球も制球良く操り、1四球で完封された。藤森は「球がとても速く見ていても打てない。球を絞って合わせていくしかなかったが、相手の流れを止められなかった」と反撃の糸口をつかめなかった。
米国とは2次リーグ第1戦(11日)でも対戦し、この時は日本が勝利。両チームは大会中のホテルが同じだったため、この間、食事会場などで顔を合わせていた。しかし、大一番での再戦へ向け、岡部は「前より、ピリピリしていて『やる気なんやな』と思っていた。試合中の執念や気持ちが1戦目とは雰囲気が違った」と証言する。
海外勢のパワフルな野球や精神力にどう立ち向かっていくか。10年ぶりの自国開催の舞台で連覇を飾れず、宿題を持ち帰った。【長宗拓弥】
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