日本初黒星で連覇ならず 決勝で米国に屈し準優勝 野球U18W杯
野球の第32回U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)は14日、沖縄セルラースタジアム那覇で決勝があり、日本は米国に0―2で敗れ、2大会連続2回目の優勝はならなかった。米国は2大会ぶり11回目の優勝。日本は10年ぶりの自国開催のW杯で開幕8連勝で決勝に進んだが、初黒星を喫した。
日本は2回目の高校日本代表監督に就いた小倉全由(まさよし)監督(東京・日大三前監督)の下、投打「二刀流」や複数のポジションをこなせる選手を多く選出し、10日間で最大9試合を行う過密日程に備えた。
開幕戦のイタリア戦に辛勝し、第2戦で韓国の好投手を攻略するなど白星を重ねた。
1、2次リーグ計8試合で参加12チーム中1位の10犠打、2位の13盗塁。最終日を残して出塁率トップの5割9分4厘をマークした1番・岡部飛雄馬(福井・敦賀気比)らが小技や機動力を駆使し、つながり良く攻めた。
チーム打率も3位の2割8分6厘と活発で3番・高畑知季(兵庫・東洋大姫路)ら中軸も勝負強かった。
投手陣はチーム防御率0・86と安定。今夏の甲子園大会優勝投手で唯一の2年生の左腕・末吉良丞(りょうすけ、沖縄尚学)を軸に先発ローテーションを組み、速球派右腕・石垣元気(群馬・健大高崎)らへのリレーで相手打線の目先を変えた。
日本は1次リーグA組を5戦全勝の1位で通過。2次リーグはB組1位の米国、3位のパナマを延長タイブレークの末に破り、2位の台湾に快勝して決勝に進んだ。
日本は前回2023年W杯では左腕・前田悠伍(ソフトバンク)らが活躍し、決勝で開催地の台湾を破って初優勝した。この大会は1次リーグでオランダ、2次リーグで台湾に敗れており、今大会は2年前を上回る全勝での優勝に王手をかけていた。
日本は04年(当時はAAA世界選手権)から初めて全国から選抜したチームで臨み、ダルビッシュ有(パドレス)らを擁して準優勝。大谷翔平(ドジャース)を擁した12年(当時は18U世界選手権)の第25回大会に8年ぶりに出場して6位、13年(当時は18UW杯)と15年は準優勝、17年は3位、19年は5位、22年は3位だった。【長宗拓弥】
◇2次リーグまでの日本の戦績
【1次リーグ】
日本4―1イタリア
日本4―2韓国
日本3―0キューバ
日本10―0南アフリカ(五回コールド)
日本3―0プエルトリコ
【2次リーグ】
日本6―2米国(延長八回タイブレーク)
日本6―5パナマ(延長九回タイブレーク)
日本9―1台湾
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