「報われた気持ちに」 J1鹿島の攻撃的サイドバックが見せた涙
◇○鹿島アントラーズ3―0湘南ベルマーレ●(13日・メルカリスタジアム)
鹿島の誇る攻撃的サイドバックが、待ち望んだ本領発揮だ。
1―0でリードの後半10分。MF樋口雄太の右CKはゴール前に密集する選手たちの頭上を越え、遠いサイドにフリーで待ち構えるDF濃野公人の前へ。ワントラップを入れ、緩やかな軌道で放たれた右足シュートがネットを揺らした。
今季のリーグ戦初ゴールの濃野は「試合前から得点をどんどん狙っていく気持ちが強かった。思いのほかボールが来てから時間があり、ものすごく冷静にシュートを打てた」
ゴールシーンと同様に、落ち着いた口調で振り返った。
大卒ルーキーだった昨季はDFながらリーグ戦で9得点。いきなりJ1のベストイレブンに選ばれるなど、強烈なインパクトを残した。
今季は負傷の影響で約2カ月間ピッチを離れるなど、個人としては苦しいシーズンを送っていた。
「今季は本当に思い通りにいかない時もあった。久しぶりにゴールを取れて、報われた気持ちになった」
この時は声を詰まらせ、目に光るものがあった。
前線に得点力のある選手をそろえる鹿島だが、さらに濃野が乗っていけば対戦相手にとって厄介この上ない。大混戦の優勝争いで頭一つ抜け出すため、その復活は心強い。【高野裕士】
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