「野菜担当」マツゲンの新人左腕が好救援 全日本クラブ選手権
◇第49回全日本クラブ野球選手権1回戦(13日、愛媛・坊っちゃんスタジアム)
◇○マツゲン箕島(和歌山)3―2エフコムBC(福島)●
前回大会の決勝と同じ顔合わせになった1回戦。連覇を狙うマツゲン箕島は雪辱を期す相手に押され、中盤まで苦しい展開だった。逆転勝ちを呼び込んだのは度胸たっぷりの新人左腕だ。
六回。2番手投手がソロを浴びて0―2とされた。なお無死一、二塁の場面で、ルーキー近藤陽樹が救援した。左前打を許して塁を埋めたが、腹をくくった。
「この場面は変に考える方がよくない」。思い切り腕を振り、力のある真っすぐを投じた。7番打者を力のない右飛に仕留めて1アウト。次の打者にも浅めの中飛を打たせると、三塁走者がタッチアップで生還したかと思われたが、離塁が早かったとの守備側のアピールが認められ、3アウトに。味方が直後に逆転すると、近藤は七、八回を無安打に抑え、バトンをつないだ。
チームは和歌山県などで展開するスーパー「松源」の支援を受け、選手は店舗で働く。近藤は野菜担当で、野菜の加工や品だしなどを担う。練習時間も確保され、大会前は投球フォームの修正に取り組んだことで、不安なく真っすぐを投げることができた。
和歌山市出身で、市和歌山高、国立の和歌山大と地元一筋で野球をしてきた。古里を盛り上げ、職場でもグラウンドでも戦力となることが目標だ。【石川裕士】
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