プロ野球選手にレーサー、落語家 日大三は人材の宝庫? 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は第15日の23日、阪神甲子園球場で決勝があり、日大三(西東京)は沖縄尚学戦に臨む。
準決勝で県岐阜商を延長戦の末に破った日大三は、甲子園大会で過去に春1回、夏2回の優勝を誇る高校野球界の名門校。プロ野球選手だけでなく、レーサーや落語家など多彩な人材を輩出している。
東京都町田市にある校舎は町田駅からバスで約20分の場所にある。スポーツだけではなく、成績上位者が国公立大や難関私学を目指す「特進クラス」も設置されている。
プロ野球解説者としても著名な関根潤三さん(故人)をはじめ、現役では山崎福也投手(日本ハム)や坂倉将吾選手(広島)ら、幾多のプロ野球選手が生まれた。野球界以外も元F1ドライバーの片山右京さん、落語家の立川志らくさんら、多彩な人材を輩出している。
野球部は1929年に創部した。甲子園初出場は、春夏ともに日大三中時代の38年だった。春は71年、夏は2001年と11年に優勝。夏は今年、春の出場回数に並ぶ20回目の出場を果たし、準決勝に勝利して甲子園で春夏通算60勝に到達した。
野球部は、選手が競技に打ち込める環境が整う。校舎と同じ敷地内にある野球場は応援スタンドが設置され、ほとんどの選手が暮らす合宿所や室内練習場も併設されている。
合宿所の大浴場は、小倉全由前監督や三木有造監督も選手と一緒に入り、コミュニケーションを深める場になってきた。
年末の約2週間の強化合宿が伝統で、体力トレーニングを中心に休みなく練習し、心身を追い込んでいる。
スタンドで吹奏楽部の演奏を楽しむファンも多い。全国レベルの大会に出場しており、多彩なオリジナル曲がある。ツインドラムの軽快で迫力あるビートは、アルプススタンドを盛り上げる。
得点の好機で流れ始めるチャンステーマ「Chance」は吹奏楽部の卒業生で、NHK交響楽団の打楽器奏者・竹島悟史さんが作曲した。
優勝時に演奏される「第一応援歌」や決勝戦の最後の攻撃時に流れる「第二応援歌」などもある。【川村咲平】
-
日本高野連会長、閉会式で広陵の出場辞退に言及 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は最終日の23日、阪神甲子園球場で決勝があり、沖縄尚学が3―1で日大三(西東京)に勝利して、初優勝を果たした。 閉会式では日本高校野球…スポーツ 10時間前 毎日新聞
-
野球のU18W杯日本代表に20人 夏の甲子園未出場組は5人
日本高校野球連盟は23日、沖縄県で9月5~14日に開催される第32回U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場する高校日本代表の20選手を発表した。 …スポーツ 11時間前 毎日新聞
-
準優勝の日大三、試合後に甲子園の四方にあいさつ 夏の甲子園
全国高校野球選手権は23日に日大三(西東京)-沖縄尚学の決勝があり、準優勝となった日大三の選手たちは試合後、グラウンドから阪神甲子園球場の四方に向かってあいさ…スポーツ 12時間前 毎日新聞
-
沖縄尚学が初優勝 沖縄勢の頂点は15年ぶり2回目 夏の甲子園
第107回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は最終日の23日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で…スポーツ 13時間前 毎日新聞
-
日大三-沖縄尚学の決勝、観衆は4万5600人 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は第15日の23日、阪神甲子園球場で決勝があり、日大三(西東京)と沖縄尚学が対戦した。決勝には4万5600人の大観衆が訪れ、両チームの好…スポーツ 13時間前 毎日新聞