日本高校野球連盟は２３日、沖縄県で９月５～１４日に開催される第３２回Ｕ１８（１８歳以下）ワールドカップ（Ｗ杯）に出場する高校日本代表の２０選手を発表した。

　今夏の甲子園大会に出場したのは１５人。健大高崎（群馬）の最速１５６キロ右腕・石垣元気や京都国際のエース左腕・西村一毅（いっき）らを選出。センバツ王者の横浜（神奈川）からは主将で外野手の阿部葉太ら最多４人が選ばれ、阿部は代表主将を務める。

　今夏の甲子園未出場組は大阪桐蔭の右腕・中野大虎（だいと）ら５人。沖縄尚学のエース左腕・末吉良丞（りょうすけ）は２年生で唯一、メンバー入りした。

　日大三（西東京）前監督の小倉全由（まさよし）監督が指揮を執る。前回２０２３年に初優勝した日本は大会連覇を目指す。Ｗ杯の日本開催は１０年ぶり。

　メンバーは次の通り。【長宗拓弥】

　◇投手

　石垣元気（健大高崎）

　下重賢慎（健大高崎）

　坂本慎太郎（関東一）

　奥村頼人（らいと）（横浜）

　西村一毅（京都国際）

　中野大虎（大阪桐蔭）

　森下翔太（創成館）

　早瀬朔（神村学園）

　末吉良丞（沖縄尚学）

　◇捕手

　大栄利哉（学法石川）

　横山悠（山梨学院）

　藤森海斗（明徳義塾）

　◇内野手

　奥村凌大（横浜）

　為永皓（ひかる）（横浜）

　岡部飛雄馬（敦賀気比）

　辻琉沙（りゅうさ）（履正社）

　高畑知季（かずき）（東洋大姫路）

　今岡拓夢（神村学園）

　◇外野手

　阿部葉太（横浜）

　川口蒼旺（あお）（神戸国際大付）