東洋大姫路・岡田監督「OBとして頼もしい後輩やなと」 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は第13日の19日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、東洋大姫路(兵庫)は沖縄尚学に1―2で敗れ、43年ぶりの4強入りはならなかった。
2022年に母校の監督に就任し、14年ぶりの夏の甲子園大会に導いた東洋大姫路・岡田龍生監督の試合後の主な談話は以下の通り。
◇東洋大姫路・岡田龍生監督
2番手ピッチャーの大きな差かなっていうのは思いましたね。けが人でなかなか2番手が作れていなくて。今日も本当に迷ったんですけど。あの場面(二回途中のピンチで継投)で抑えるのは木下しかないと思って代えた。そこからよく投げてくれたんですけど、そこの差かなと。
あとは(打線が八回まで)3安打。最後は何とか粘ったんですけど、打てなかったところ、ピッチャーをカバーしてやれんかったところが、勝敗を分けたかなっていうところですね。
(阪下投手の先発起用は)他の子とのバランスですね。(投手を)代えるのは代えやすいんで、どっちを最初、どっちを最後に持っていくんだっていうことなんですけど、昨日のピッチング見て(阪下投手の先発で)いいかなと。
(木下投手は)ここまで来られたのは木下とキャッチャーの桑原。バッテリーのおかげやと思いますね。これだけ投げてなんとか粘ってね。今まで(指導者を)40年ぐらいやってますけども、なかなかなかいない、本当に良いバッテリーやと思いますね。
(相手の新垣瑞稀投手は)スライダーっていうか、カットみたいなボールでうまく放って来られた。(沖縄尚学は末吉投手に新垣投手が続き)そういう2枚がいないと、なかなか夏は勝てないなっていうのは思いますね。
僕は(東洋大姫路に)来て3年目でここまでできるというか、やってくれるとは思ってもいなかったんで。東洋の復活のために僕も引き受けて、彼らがこれがベースになってね、もう(甲子園で)14年も見ていなかったわけですから、これでもう1回、最後の粘りもそうやけども、そういう東洋の野球っていうのを、今(の時代では)難しいですけど、気合と根性、そういう最後の粘りを出してくれたんで、本当に彼らに感謝しかないですね。
(OBとしても)僕は、本当に頼もしい後輩やなという風に(思っていて)、OBもみんなそう思っているでしょうし、よくぞここまでやってくれたなっていうのは、彼らには厳しいことも言ってきましたけど、感謝しかない。
(大会振り返り)この雰囲気というか、夏のこれだけのお客さん入って、ある意味こう……、中毒みたいになりますよね。僕も(大阪・履正社監督時代に)優勝した時もそうなんですけど、生徒にも、もうだいぶ慣れたやろって、もう先生は慣れてるわって言ったんですけど。
こういうところで野球ができるのはすごい財産やし、僕は(履正社で指導者を)やり始めた時も部員も11人からやっていたんで、(甲子園に)1回出られたらええわと思ってましたけど、出られると1回勝ちたいな、になる。
残念ながら14年ほど、舞台に上がれなかった。今回上がれたことが、僕はどれだけでやれるか分かりませんけど、そういうベースをもう一回作ってね、若い、次の世代の人に譲れたらなという風に思います。
-
“都市伝説”の再来? 夏の甲子園決勝進出・沖縄尚学の地元では…
第107回全国高校野球選手権大会で、沖縄尚学が夏の甲子園で初の決勝進出を果たし、14年ぶりの頂点を目指す日大三(西東京)と23日に対戦する。 地元航空会社が…スポーツ 9時間前 毎日新聞
-
小池知事、決勝戦を初めて現地で応援へ 都庁ではPVも 夏の甲子園
小池百合子知事は22日の定例記者会見で、23日に予定されている第107回全国高校野球選手権大会決勝を阪神甲子園球場で観戦すると明らかにした。 決勝は西東京代…スポーツ 9時間前 毎日新聞
-
軟式高校野球 史上初の4連覇狙う中京監督「やっとスタートライン」
兵庫県で24日に開幕する第70回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社など後援)で、中京(岐阜)が史上初の4連覇を目指す。4…スポーツ 17時間前 毎日新聞
-
「入学当初から顔見知り」 県岐阜商、復活の舞台裏 夏の甲子園
「伝統校復活」を印象付けた。 21日の全国高校野球選手権大会準決勝で、公立校で唯一残った県岐阜商は日大三(西東京)に延長戦の末、2―4で敗れた。69年ぶりの…スポーツ 21時間前 毎日新聞
-
DeNA・藤浪晋太郎が1軍登録抹消 三浦監督「ローテーションの関係」
プロ野球・DeNAに今夏加入し、日本球界に復帰したばかりの藤浪晋太郎投手(31)が21日、1軍出場選手登録を抹消された。三浦大輔監督は「(先発)ローテーション…スポーツ 2025年8月21日 毎日新聞