好投手同士の投げ合いに注目 健大高崎-京都国際 夏の甲子園
第107回全国高校野球選手権大会は第8日の13日、第1試合の2回戦は今大会の初戦で屈指の好カードだ。春のセンバツ大会で2024年に初優勝し、25年も4強入りした健大高崎(群馬)と、昨夏の甲子園王者、京都国際が激突する。
ともに世代を代表する投手を擁し、投手戦が予想される。
健大高崎は選手層が厚い。背番号「1」は右腕・石垣元気投手(3年)。今春のセンバツで大会最速を2キロ更新し、夏を含めた甲子園大会最速タイの155キロをマークした。
24年春に石垣投手とともに優勝の原動力となった左腕の佐藤龍月(りゅうが)投手(3年)は24年8月に左肘の靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けて以降登板がなかったが、今夏の群馬大会で復帰した。安定感のある先発左腕として青柳博文監督が信頼を寄せる下重(しもしげ)賢慎投手(3年)らも控える。
京都国際は昨夏、2年生の優勝投手となった左腕・西村一毅(いっき)投手(3年)がエースとしてチームを引っ張ってきた。今夏の京都大会でも4試合に先発し、決勝では141球3失点で完投。小牧憲継監督が「(甲子園大会は)後半の日程なので投手の京都大会の疲れも抜けるはず」と話していた通り、休養十分で初戦に臨む。
打線では、健大高崎は捕手の小堀弘晴選手(3年)、一塁手の秋山潤琉(ういる)選手(3年)ら中軸に右のパワーヒッターがそろう。
対する京都国際は目立って長打力のある選手はいないが、京都大会のチーム打率は4割近くを誇り、つなぐ打撃が特徴だ。
健大高崎の石田雄星選手(2年)と京都国際の猪股琉冴(りゅうが)選手(3年)はそれぞれの地方大会決勝でサヨナラ打を放ち、勝負強さにも期待がかかる。
健大高崎の青柳監督は「できればやりたくなかった」と苦笑いしつつも「注目してもらえるカード。逆にいい」と話す。京都国際の小牧監督は「初戦は強い相手の方がいいと思っていた」と強気の姿勢を見せた。試合は午前8時開始予定。【吉川雄飛】
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