巨人・増田陸、3年ぶりのソロ本塁打 定位置奪取へ猛アピール
◇○ヤクルト5―2巨人●(9日・神宮球場)
チームにとっては痛い主砲の不在も、この人にとっては定位置をつかむ絶好のチャンスだ。巨人の7年目、増田陸が2022年以来、3年ぶりとなるソロ本塁打を放った。
思い切りの良いスイングで神宮球場の夜空に弧を描いた。1点リードの四回、1死からヤクルト先発・高梨裕稔の投じた初球、インコース高めの直球を強振し、巨人ファンでオレンジに染まった左翼席へ運んだ。
今季試合前まで防御率0点台と、抜群の安定感を誇る高梨から奪った貴重な追加点。「うまく打てた。ピッチャーが頑張ってるので援護できて良かった」とはにかんだ。
22年には69試合に出場し、5本塁打と将来を期待されたスラッガーも、23年はケガなどで1軍出場なし。昨季もわずか4試合の出場にとどまった。
今季は初のスタメン出場となった4月30日の広島戦で決勝タイムリー。大城卓三ら経験豊富な選手もそろう中で継続的に先発起用されているのは、「負けん気が強い」と評す阿部慎之助監督の高い期待の表れだろう。
4番・一塁を担ってきた岡本和真が6日の阪神戦で負傷。左肘の靱帯(じんたい)を損傷し、復帰まで3カ月程度を要する見込みだ。8日にはオンラインカジノで賭博をしていたとして選手2人が単純賭博容疑で書類送検されたことも明らかになった。
チームは暗い話題が続いている。こんな時こそ増田陸のような生きのいい選手の奮起が必要だろう。猛アピールを続け、チームに光明をもたらすことができるか。【牧野大輔】
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