国際廃炉研究開発機構が9月末で解散 ロボットアームを開発

2026/09/24 19:03 

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 東京電力福島第1原発事故後に廃炉技術研究の中核を担う組織として設立された「国際廃炉研究開発機構」(IRID)は24日、今月末で解散すると発表した。2号機の内部調査をするロボットアームの開発などが終わり「目的を果たした」としている。

 IRIDは東電を含む電力各社や、東芝や日立、三菱系のプラントメーカー、国の研究機関など19法人が参加し、2013年8月に設立された。使用済み燃料プールからの燃料の取り出しや、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出しなどに向けて技術開発をしてきた。

 設立当初には存続期間は10年間とされていた。しかし、21年に2号機の燃料デブリの初回収に利用される予定だったロボットアームが、装置の不具合などで延期を繰り返した。23年4月に期間に関する取り決めをなくし、ロボットアームの開発を継続していた。

 今年7月には東電がロボットアームを使った作業に着手しようとしたところ、モーターの不具合が発生。ただ今月にはモーターが交換され、今秋にも燃料デブリの取り出しが実施される。IRIDの最後のプロジェクトであるロボットアームにめどがついたことから、24日の臨時総会で解散を決議した。【小川祐希、信田真由美】

毎日新聞

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