被害者の夫「無念さ、言葉で表せない」 水戸ストーカー殺人

2026/09/24 17:45 

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 水戸市のアパートで昨年末にネイリストの女性(当時31歳)を殺害したとして、殺人とストーカー規制法違反の罪に問われた元交際相手の大内拓実被告(29)の裁判員裁判が24日、水戸地裁(有賀貞博裁判長)であり、検察側は拘禁刑21年を求刑した。判決は30日。

 起訴状などによると、大内被告は2025年12月31日、妊娠中だった小松本遥さんの頭をハンマーで殴り、包丁で首を突き刺すなどして殺害。同28~31日には小松本さんのアパート周辺をうろつくなどストーカー行為をしたとされる。被告は起訴内容を認めている。

 検察側は論告で、殺害して小松本さんと出会う前に戻りたかったという動機について「身勝手で理不尽極まりない」と指摘。小松本さんの夫は提出した書面で「遥の苦しさや無念さ、本来なら生後2カ月で可愛がられていた我が子の無念は言葉で表せない。法の許す限りの厳罰を希望する」と訴えた。

 弁護側は、被告が精神的に不安定な状態を自覚し、臨床心理士などに相談していた点を強調。同種事件の過去の判例に照らし、適切な判決を出すよう求めた。【井手一樹、榎良広】

毎日新聞

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