岐阜城の「金のしゃちほこ」が地上へ 子どもたち感謝の清掃

2026/08/26 18:58 

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 織田信長の居城として知られる岐阜城(岐阜市)の天守閣耐震工事に伴い、「金のしゃちほこ」2体が26日、初めて取り外された。地元の子どもら50人が、金華山(標高329メートル)の山上から街を長年見守ってくれたお礼を込めて清掃した。

 天守閣は1956年に再建された鉄筋コンクリート造りの復興天守で、現在のしゃちほこは平成の大改修(97年)の際に設置された。2体はいずれも高さ約110センチ、長さ約70センチ。重さ約100キロの瓦製で、表面に金箔(きんぱく)が施されている。

 26日は午前中に屋根からしゃちほこが取り外され、午後から県内の小学生らが水を掛けつつブラシやスポンジで表面の汚れをこすり落とした。登校中に城を毎朝目にするという小4の河合ひかりさん(9)は「30年分の汚れがたまっていると思い、口から手を入れて胃の中も掃除した。きれいになるのが楽しみ」と話していた。

 しゃちほこは金箔を張り直し、11月~来年2月に市歴史博物館などで展示された後、再び屋根に設置される。天守閣は工事に伴い休館中で、来年11月にリニューアルオープンする予定。【入江直樹】

毎日新聞

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