正岡子規も俳句に詠んだ白猪の滝 厳しい残暑忘れる風景 愛媛

2026/08/25 13:15 

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 追ひつめた 鶺鴒(せきれい)見えず 渓の景――。

 松山市出身の俳人、正岡子規が白猪(しらい)の滝(愛媛県東温市、落差84メートル)を訪れた際に詠んだ俳句だ。

 1891(明治24)年8月、子規は友人2人と連れだって滝見物に出かけた。俳誌「はせを影」に俳句とともに、秋を感じた滝の情景を記している。

 暑さが収まる頃とされる二十四節気の一つ「処暑」を過ぎた。汗を拭きながら歩いた先にあった白猪の滝は、水がしだれるように流れ、岩肌をぬらす。水音と茂った木々が織りなす風景は、ほんの一時、厳しい残暑を忘れさせてくれた。【狩野樹理】

毎日新聞

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