ドラマ「ホットスポット」ロケ地でグッズ発売 観光客らから人気

2026/08/11 10:15 

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 富士山麓(さんろく)を舞台にしたドラマ「ホットスポット」(日本テレビ系)のロケ地として知られる喫茶店「もんぶらん」(山梨県富士吉田市)のグッズが発売された。地元に生産物流拠点を構える企業が昨年から市内の観光地などを絵柄にしたアロハシャツを販売しており、その一環で今年は「もんぶらん」の看板や名物メニューを描いたアロハシャツなどを作った。ドラマのファンや観光客らから人気を集めている。

 「全国から店を訪れたお客さんが、食事を楽しんだ後に思い出や記念として次々購入してくれている。生地も柄も全て気に入っているので、使ってもらえたらうれしい」

 もんぶらんの店主、五味政雄さん(71)は自身の店がデザインされたグッズの仕上がりに満足そうな笑顔を見せた。

 ◇「聖地巡礼」行列途絶えず

 グッズはアロハシャツとトートバッグの2種類。いずれも店の外観や看板、名物商品のパフェ「かくれんぼ」などの絵柄があしらわれている。生地のベースとなっているグリーンやピンクの色味は、店内の壁の色などを参考にしたという。

 店のグッズが販売されるのは、今回が初めて。ドラマロケ地の「聖地巡礼」で訪れる客の行列は今も途絶えず、開店前から平日は30~40人、土日は50人ほどが並ぶ。土産物としてのニーズが高く、特にトートバッグが人気という。

 グッズを製作したのは、衣服の裏地や先染め織物の生産などを手がける企業「エルトップ」(本社・東京)。昨年から「富士アロハ」シリーズを販売している。

 同社の斉藤純一・営業本部長は「織物の生産地で有名な富士吉田で、手に取ってわくわくするような商品を新たに作りたいと考え、アロハシャツの販売を決めた。観光客が多い地域でもあるので、横須賀のスカジャンのように富士アロハの文化を定着させたい」と意気込む。

 主にスーツやジャケットの裏地で採用されている素材を使い、吸放湿性やなめらかな肌触りが特長という。

 「もんぶらん」以外には、新倉山浅間公園内の五重塔「忠霊塔」、歓楽街「西裏」など富士吉田の名所や名物をモチーフにした計5種類をそろえている。市内の店舗や電子商取引(EC)サイトで販売し、価格はアロハシャツ2万9700円、トートバッグ3300円。

 昨年の発売当初はインバウンド(観光客)需要が高かったが、今年は国内客も約半数を占めるという。シリーズ全体の売り上げは右肩上がりといい、今後も新たな柄の投入を検討している。【松山文音】

毎日新聞

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