長崎・浦上天主堂でミサ 「過ち繰り返さぬよう平和への行動を」

2026/08/09 10:17 

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 長崎原爆の爆心地から約500メートルにある浦上天主堂(長崎市本尾町)では9日午前7時から原爆犠牲者の追悼ミサがあり、信徒ら約600人が祈りをささげた。

 ミサの主式を務めた西田祐尚(まさなり)神父(34)は、祖母キクさん(2011年に98歳で死去)が被爆後の長崎で見た悲惨な光景を涙ながらに語った様子を振り返った。「祖母は『二度とあんなことは起きてほしくなか』と何度も話した。原爆が奪うのは罪なき人の命。過ちを繰り返さぬよう、一人一人が平和への行動をしよう」と語った。

 ミサに参加した片山一夫さん(80)=長崎市=は胎内被爆者。両親は爆心地近くの同市竹の久保町で被爆し大やけどを負い、背中などにケロイドが残った。片山さんは戦後、貨物船の船長として紛争地に寄港し、戦争の惨めさを自らの目で見てきたという。「毎年、あの日犠牲になった方々のために祈っている。戦争や被爆が生活をどれだけ壊してしまうのかを世界の権力者に訴えることは、長崎に生きる我々の責務だ」と話した。【添谷尚希】

毎日新聞

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